スポーツライフさいたま2025
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Profi el6インタビュープロフィール株式会社ウィンゲート代表取締役。ワシントン州立大学教育学部卒業、順天堂大学大学院スポーツ健康■こちらもご覧ください科学研究科修了。スポーツ健康科学修士。 東海大学男子バスケットボール部、全日本フリースタイルスキーチームのフィジカルコーチを経て現職。著書に『スポーツ子育て論』(アスキー新書)、『運動できる子、できない子は6歳までに決まる!』(PHP研究所)など多数。現在、スマホ、タブレット、ゲームなどの画面を見すぎていることによる「座位姿勢でのスクリーンタイムの増加」が社会問題になっています。WHO(世界保健機構)も子どもの体力向上のためには、この問題に対する対策が必要と言っています。長時間座った状態を続けると、関節があまり使われなくなり、本来ヒトが持ち合わせている関節可動域が制限されてしまいます。いわゆる「体がかたい」という状態です。柔軟性は数ある体力要素ひとつと考えられています。後述しますが、柔軟性の欠如によって、体が思うように動かすことができなくなることが、運動・スポーツへの興味・関心の低下に繋がる可能性もあります。「大人になるにつれて体がかたくなる」という考えは昔からよく言われている話ですが、現場の運動指導者によると、最近では子どもの関節もかたくなっているようです。もしかしたら、それは十分に関節を使った運動をしていないということも原因のひとつと言えるかもしれません。遠山健太InstagramウィンゲートキッズInstagram 子どもの体力の低下が問題視されている近年。体力向上の重要なポイントのひとつとして、関節の柔軟性が挙げられます。子どもに限らず、大人の体力向上や日常生活にも影響するという関節の柔軟性とはどのようなものなのか、また柔軟性のある体づくりのために、何をすればよいかお話を伺いました。株式会社ウィンゲート 代表取締役Sports Life SAITAMA遠山 健太氏「体のかたい」ことが体力にどのような影響があるのでしょうか?スポーツトレーナー子どもの体力向上には公園での遊びが効果大ポイントは4つの関節の柔軟性!遠山健太氏に聞く

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