水は流れている、つながっている1
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さいたま市立大宮南小学校五年生松山優輝「見沼代用水」の水はどこから?以前、ベランダでトマトを栽培したとき毎日水をやりながら、作物も人間と同じように水が必要なのだと思いました。その後さいたま新都心に越して忘れていたのですが、授業で埼玉県は小松菜などの野菜の生産が全国でも多いことを知り、家の周囲を探したら「見沼田んぼ」でやっている市民田んぼの案内がありました。田んぼはとても広く、辺り一面に水が張ってあって、プール一〇個分くらいはありました。その水は、群馬県の大水上山から流れてくる利根川の水で、「見沼代用水」という農業用水だと聞きました。インターネットで調べたら、見沼代用水は日本の三大農業用水の一つとあって、家のすぐそばに「日本三大」といわれるものがあることが誇らしく、きちんと調べてみようと思い、「くるる調査隊」に応募しました。見沼田んぼに利根川の水を送ってくれている行田市にある「利根大堰」と見沼代用水を管理している菖蒲町にある「見沼代用水土地改良区」、見沼代用水が星川と分かれる所にある「見沼管理所」を取材しました。17取材先利根大堰:(独)水資源機構 利根導水総合事業所 第一管理課長 辻本昌弘さん見沼代用水土地改良区:同参事兼事務局長 横田二也さん、主事 長島仁美さん見沼管理所:(独)水資源機構 見沼管理所所長 山本 純さん図版提供(独)水資源機構、見沼代用水土地改良区、認定NPO法人水のフォルム

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