水は流れている、つながっている1
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したが、地下水はゆっくり流れているので、数十年前の汚染物質が今も流れている場合もあるそうです。井戸水や湧水など地下水利用では、時々汚染チェックをする必要があるということでした。地盤沈下は世界でも問題になっているそうです。たくさん水を含んだ砂れき層から水をくみ上げ過ぎると、粘土層からも水分が抜けて粘土層が薄くなり、地盤が沈下し、その結果、建物と地面の間に段差ができたり、ひどいときは橋が壊れたり、さまざまな問題を起こすそうです。地下水も一か所で大量にくみ上げすぎてはいけないことを知りました。人間は水なしでは生きることも暮らしていくこともできません。水という限られた資源を大切に使っていきたいと思うとともに、冷たくておいしい井戸水がまた飲めるように、地下水を汚す原因を少しずつでも減らしていくことも大事だと思いました。建物の傾きやヒビ割れ建物の傾きやヒビ割れ道路の凹凸、橋げたの段差道路の凹凸、橋げたの段差ガス、上下水道管などの破損ガス、上下水道管などの破損構造物の抜け上がり構造物の抜け上がり地面と川や排水路の高低差不足による浸水被害地面と川や排水路の高低差不足による浸水被害河川堤防のはたらきが低下(高さ不足)河川堤防のはたらきが低下(高さ不足)■■■■■■水■■地■ュ下量■土■■■■■■■り量地下水■■24粘土層:すき間が多く含む水の量は多いが、粒が細かく    水が染み出しにくい。砂れき層:地下水が多く含まれている(帯水層)●井戸は<砂れき層>からくみ上げる。●積みあがった岩は隙間に水があってもなくても崩れないので、砂れき層は水がなくなっても収縮しない。収縮するのは粘土層(難透水層)。スポンジと同じで乾くと縮む。<地下水をくみ上げ過ぎると><地盤沈下の被害の特徴>■■■■■■■■■直直接接被被害害二二次次的的被被害害地盤沈下の被害の特徴と■■■■地盤沈下の被害の特徴と■■■■

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