水は流れている、つながっている2
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川越市立南古谷小学校四年生 瀨下伊織みんなで「内水氾濫」を防ごう ゅょいうふ東日本大震災の津波の様子を何度もパソコンの動画で見た。あっという間にいろいろなものが水に飲み込まれて、いろいろなものが流されていって怖かった。僕が住んでいる川越で津波は起こらないかと父に聞いたら、津波は起こらないけれど、令和元年に荒川が氾濫しそうになったと言う。家や学校の近くには荒川以外にも九十川や新河岸川が流れているし、田んぼも多いから、田んぼに水を入れる用水路や田んぼから出ていく排水路がたくさんある。これらの川が溢あれたらどうなるのだろう。そういう水の災害のことを調べたいと思って、「くるる調査隊」に応募したら、そこで僕の学校にもそういう災害を防ぐための「校こ庭て貯ち留りう」というものがあると知った。さらに家の近くには、小さい川から大きい川に排水するポンプ場がいくつもあることも知った。すこしずつ、バラバラだった疑問がつながってきた。11取材先埼玉県県土整備部 河川砂防課 副課長 高橋英樹さん埼玉県県土整備部 河川砂防課 新河岸川・荒川下流域担当 木戸口吉宏さん川越市建設部 河川課 治水担当 長嶋哲也さん

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