水は流れている、つながっている2
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りわ さいたま市立片柳小学校五年生 柏崎勇志山に溜まる水、ダムで貯める水川の始まりと終わりはどこなのだろう。川の終点は、荒川のような大きな川は、最後は海に出るので海が終点。その支流は荒川に合流する所。起点はどこかというと、荒川の場合は甲武信ヶ岳に「荒川源流点」があって、そこから下る沢が「真の沢」で、真の沢が「股の沢」と出会って入い川かというという川になり、入川が「赤沢」と合流する所が「一級河川荒川の起点」だそうだ。水源地一帯に降る雨は、山の中をくぐってきて沢になるので、山の中にはいっぱい水が溜まっているらしい。一方で、僕たちの身近な水といったら水道の水で、その水は川から取っていて、その水源はダムだという。川の水源は山にあって、水道の水の水源はダム。二つとも遠い山の奥にあって、その違いがよく分からない。そこで「くるる調査隊」に参加して、七月二四日、一日かけて秩父の山を取材してきた。17初めに秩父農林振興センターで「森林土壌」の話を聞いた。取材先秩父農林振興センター 林業部 林業支援担当部長 中村雅志さん、技師 高橋和希さん公益社団法人 埼玉県農林公社 常務理事兼森林局長 永留伸晃さん独立行政法人水資源機構 荒川ダム総合管理所 総務課長 井盛康行さん

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