176 荒川を撮る会は、2009年に創立10周年を迎えることができました。この節目の年に、会員が撮りつづけている甲武信岳荒川源流域から東京湾までの、今日までにコレクションされている4,000余点の作品の中より、21世紀初頭10年間の「荒川流域の姿」を写真集として出版することにいたしました。 『残したい・伝えたい荒川2000～2009』は広範囲で奥深いテーマであり、荒川流域の全貌をカバーした出版物までには至っておりませんが、フォトグループらしく、写真集として、荒川の映像資料として、できるだけ多角度から捉えた作品を収録しました。 写真は『時』をストップさせる唯一の表現。 自然環境保全活動、伝統文化の継承、記録映像資料等に役立つことを願っております。 本企画事業は財団法人サイサン環境保全基金の多大なるご理解とご支援なくして実現することはできませんでした。会員一同深く感謝申し上げます。 また出版に際して巻頭文を快諾いただきました写真家田沼武能氏をはじめ発刊にあたりご尽力を賜った関東図書株式会社社長岩渕均氏、同社編集室長小川雅彦氏、装丁・デザイン担当の山崎国美氏に対し深甚なる謝意を表します。 2009年10月1日 荒川を撮る会あとがき
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