労働過程論の研究 — 疎外労働からの超克を求めて
埼玉大学大学院の学位論文(修士)を基底に加筆・訂正、新たな論考を加えてまとめた1冊
著者 | 子島喜久(著) |
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価格 | 4,730円(税込) |
発行 | 2012年11月30日 |
版型 | A5判 |
頁数 | 376 |
ISBN | 9784904006757 |
商品紹介
本書は、埼玉大学大学院の学位論文(修士)を基底に、大幅に加筆・訂正し、さらに新たな論考を加えてまとめたものである。
主な目次
序章
第1章 マルクスの労働過程論
- 第1節 禁欲的な労働概念
- 第2節 相対的剰余価値の生産における労働過程
- 第3節 科学的労働
第2章 ブレイヴァマンとポスト・ブレイヴァマン
- 第1節 ブレイヴァマンの2つのテーゼ
- 第2節 SSA学派の労働過程論
第3章 現代日本の労働過程論
- 第1節 高度情報化における労働過程
- 第2節 感情労働
- 第3節 救急隊員の労働過程
むすび 新たな労働概念を求めて
著者 子島喜久(ねじま・よしひさ) 略歴
1963年 埼玉県生まれ
1993年 埼玉大学経済短期大学部卒業
1998年 国士舘大学政経学部卒業
2000年 国士舘大学大学院経済科学研究科中退
2010年 国士舘大学大学院グローバルアジア研究科研究生課程修了
2012年 埼玉大学大学院経済科学研究科博士前期課程修了
現職 さいたま市消防局
主要論文 「1990年代の日本の労働法改正とその意義」「国士舘大学紀要2010年」
所属学会 経済理論学会