品切:井澤弥惣兵衛為永―見沼新田開発指導者 その人と事績
多くの写真・図版を収録した井澤研究の基本史料集
著者 | 青木義脩 |
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価格 | 990円(品切中) |
発行 | 2015年4月10日 |
版型 | A5判 |
頁数 | 100 |
ISBN | 9784865360141 |
商品紹介
本書は、見沼代用水の開削により広大な新田開発を成し遂げた井澤の実像を史料と現地調査で浮かび上がらせた著者ライフワークの一冊。多くの写真・図版を収録した井澤研究の基本史料集。
主な目次
- 生い立ち
- 紀州藩士の為永
- 大畑才蔵のこと
- 亀池造成
- 享保の改革
- 関東へ、将軍に拝謁
- まずは飯沼新田
- 見沼検分と見越し願い叱責
- 伊奈流から紀州流へ
- 見沼代用水の開削と重要建造物5件
- 村請による見沼新田造成
- 町人請による見沼新田造成
- 見沼通船事業と通船堀
- 高沼新田開発
- 紫雲寺潟干拓
- 為永の諸工事
- 木曽三川分流計画
- 幕府での役職と待遇
- 野上八幡宮への寄進
- 為永の後は
- 没、墓、供養塔、記念碑、追贈
- 評価、第18回東京オリンピックと重ねて
著者略歴
青木義脩(あおき・ぎしゅう)
昭和18年栃木県生まれ。
明治大学文学部史学地理学科卒業。浦和市教育委員会に奉職し、文化財行政を担当し、見沼通船堀の史跡指定や整備復元などに携わる。日本考古学会事務局長、埼玉大学非常勤講師、埼玉県文化財保護審議委員などを歴任。
主要著書
『角川日本地名大辞典 埼玉県』(角川書店 浦和市分執筆)
『埼玉県の地名』(平凡社 浦和市部分執筆)
『さいたま市地名の由来』(幹書房)
『さいたま市の歴史と文化を知る本』(さきたま出版会)ほか