護憲論―憲法学の方法・国民統制による文民統制
日本国憲法の本質を社会科学としてとらえたベーシックな憲法学の入門書
著者 | 子島喜久 |
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価格 | 968円(税込) |
発行 | 2015年10月30日 |
版型 | 新書判 |
頁数 | 100 |
ISBN | 9784865360172 |
商品紹介
本書は、憲法改正に関心が高まるなか、日本国憲法の本質を社会科学としてとらえたベーシックな憲法学の入門書。
主な目次
- 第1章 護憲とはなにか
- 憲法の基本原理
国民主権/恒久平和主義・平和哲学/基本的人権・生存権保障の勧告 - 日本国憲法の法的性格
憲法の変遷/憲法の尊重/憲法と国際条約
- 憲法の基本原理
- 第2章 日本の永世中立平和憲法学説
- 憲法の制定過程
不戦条約 - 憲法第九条解釈について
戦争・戦力消費説 - 非武装永世中立論者の論旨
鈴木安蔵・田端忍の諸学説/平和憲法擁護説/永世中立とは/伊達・非武装中立判決 - 憲法第九条と平和学の接合 47
平和学の学際的動向/平和学について
- 憲法の制定過程
- 第3章 「青年よ再び銃をとるな」
- 日本国憲法の神髄 1
- 平和主義を貫く演説
著者略歴
子島喜久(ねじま・よしひさ)
1963年 埼玉県生まれ
2012年 埼玉大学大学院経済科学研究科博士前期課程修了
現職 さいたま市消防局
所属学会 経済理論学会
主著 『労働過程論の研究―疎外労働からの超克を求めて』(2012年 関東図書)